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私たち大川精螺工業は「THAI OKAWA Co.,Ltd.（タイ大川）」に続く海外生産拠点として、2012年にメキシコ合衆国に「OKAWA MEXICANA, S.A. de C.V. （オオカワメヒカーナ）」を設立しました。自動車部品分野で培ったコア技術である冷間鍛造や精密切削加工はもちろん、新たな取り組みとしてメッキ加工にも対応できる体制を整え、2014年に工場を本格稼働。日本の各拠点と連携しながら既存のお客様とのパートナーシップをより強固なものにするとともに、積極的に営業活動を展開し、主に北米・ヨーロッパ地域でのビジネス拡大を図っています。
GRAN FAMILIA COMPANYの実践を海外拠点でも
大川精螺工業は、コーポレートスローガン「GRAN FAMILIA COMPANY」の実践が持続的な企業価値創造と成長の原点であると考えており、さまざまな機会を捉えて、海外拠点のローカル社員にもその理解・浸透に取り組んでいます。また、海外拠点が自立化していくことも重要と考え、明るく働きがいのある職場づくりや、社員一人ひとりの自律的なキャリア形成サポートに注力。組織・人材の活性化を促進しています。
大川精螺工業は、日本国内における自動車・二輪車のブレーキホース継手金具のトップシェアホルダー。現地の冷間鍛造技術者の育成にも力を注ぎ、日本国内と同レベルの製品供給を可能にしています。
6段・7段の多段パーツフォーマーをはじめ、多軸自動盤、ブレージング炉、亜鉛メッキ設備などの設備を保有。幅広い金属加工ニーズにお応えし、納期の迅速化とトータルでのコスト低減を実現します。
高い精度が求められる自動車用重要保安部品分野で長年培った厳格な品質管理体制を現地工場でも採用。熟練した検査員と自社開発の画像検査機による全数検査を実施し、「良品100％」をめざしています。
| 保有技術 | 冷間鍛造加工、精密切削加工、ブレージング加工、メッキ加工、自動検査システム開発 |
|---|---|
| 対応分野 | 自動車・二輪車をはじめとする車両部品、建築関連、環境製品他 |
| 対応素材 | 鉄、ステンレス、アルミ、銅 他 |
| 生産能力 | 量産試作から2000万個/月の量産加工まで、幅広く対応 |
| 生産設備 | パーツフォーマー3台、多軸自動盤9台、亜鉛メッキ設備1台、排水処理設備1台、メス金具全数検査機6台、メス金具絞りプレス機2台、金型修正設備・センサー設備等一式他 |
| 社名 | OKAWA MEXICANA, S.A. de C.V. |
|---|---|
| 設立 | 2012年11月1日 |
| 工場竣工 | 2013年11月（本稼働2014年2月） |
| 資本金 | 2億8144万MXN（約16.3億円）※2017年12月レート |
| 主要製品 | ブレーキホース継手金具、スタッドボルト他、亜鉛メッキ・三価クロメート処理 |
| 株主 | 大川精螺工業株式会社（日本）100% |
| 所在地 | メキシコ合衆国グアナファト州イラプアト市カストロ・デル・リオ工業団地 ※メキシコシティから約340km |
| 代表者 | 伊藤健文 |
| 従業員数 | 約100名（2017年12月現在） |
| 敷地面積 | 69,071.95㎡ |
| 建物面積 | 約7,000㎡（メイン工場棟・事務所棟） |
| 認証 | ISO/TS 16949:2009、ISO 14001:2004、OHSAS 18001:2007の認証取得 |
