大川精螺が得意とする冷間鍛造って何?金属がカタチになる、加工技術のスゴ技を知ろう!

冷間?鍛造って?
わかりやすく説明するよ!
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冷間鍛造って聞いたことある?

みんなが毎日使っている製品には 金属部品がたくさん使われているんだ! それらの部品はどうやって作られているのだろう?

自動車や建築等などで使われているよ!

その製造方法のひとつが、冷間鍛造というんだ!

鍛造って何?

金属を「叩いたり、ギュッと押しつぶしたりして、思い通りの形に整える」加工方法の一種のことだよ!

昔から鉄は「叩くと強くなる」って言うよね! 圧力をかけることでより固く、強くしながら 形を整える方法なんだって! 身近なところでも大活躍してるんだよ!

冷間鍛造ってどういう意味?

金属を「常温に近い温度で加工する」っていうこと! あっためずにそのままの温度で形を変えるから、 仕上がりがキレイで、寸法もピッタリになるんだって!

冷間鍛造は 
こんなイメージ!

固い粘土を型に押し込んで形を作る イメージだね! 精密な仕上がりになるのがポイント!

01.常温に近い金属を置く
02.金型を上から押す
03.完成!
コストも削減!

その他にも 鉄を熱して柔らかくする熱間鍛造もあるんだよ!

冷間鍛造は小さくて精密な製品を製作する技術として活躍するんだって!
【冷間鍛造】温度:常温 / 特徴:加熱せずに金属を強い力で押しつぶして成形 / メリット:寸法精度が高い/表面がきれい/金属が硬くなる(加工硬化) / デメリット:大きい製品には不向き/強い力が必要/複雑な形は苦手 【熱間鍛造】温度:1000℃前後 / 特徴:金属を赤くなるまで加熱してから加工 / メリット:変形しやすく、複雑な形も可能/大きな部品も作れる / デメリット:加熱のコストがかかる/精度が低い/表面が酸化でざらつく

他にもある!同じ形を作る方法!

切削加工 (せっさくかこう) ドリルや刃物で金属を削る
彫刻のように削っていくんだね
鋳造 (ちゅうぞう) 熱で溶かした金属を型に流して固める
たい焼きの作り方みたいだね

冷間鍛造のメリット

  • 01.資源の節約

    切削加工のように材料を切り落とすことがないので、資源の節約につながります。

  • 02.量産に向いている

    切削加工のように削るのではなく一瞬で押し込むのでスピードが早く量産に向いています。

  • 03.エネルギーの節約

    鋳造や熱間鍛造のように鉄を熱する必要がないのでエネルギーの節約につながります。

  • 04.加工精度が高い

    鋳造や熱間鍛造のように鉄を熱する必要がないので酸化することなく綺麗に仕上がります。

  • 05.強度が高い

    強い力で押しつぶすことで、金属の強度が上がり、強度の高い製品が製作できます。

大川精螺が誇る冷間鍛造は未来を作る技術!

こういったいろんな製品の中の小さな部品、
ひとつひとつに大川精螺の技術が隠れているよ!

冷間鍛造って、実はいろんなところに使われている
縁の下の力持ちの技術なんだ!

資材やエネルギーの節約もできてSDGsにもつながる、
これからの時代にマッチした素晴らしい技術!

大川精螺は、業界でもいち早く冷間鍛造技術の追求に取り組んで、
独自の製品を開発してきたパイオニアなんだよ!

みんなにもっとたくさん知ってほしいな!