OKAWA DNA
OKAWA DNA
創業から90年以上にわたり、金属加工の技術を磨き続けてきた大川精螺工業。1934年の創業以来、積み重ねてきた無数の成功と失敗の経験は、すべてが今の私たちをつくる礎となっています。
私たちのものづくりは、単なる加工にとどまりません。お客様の声に真摯に向き合い、一つひとつの製品と向き合い続けてきた日々の積み重ねが、信頼へとつながってきました。
そして今、自動車業界は「100年に一度の大変革期」を迎えています。私たちはこの変化を「脅威」ではなく「チャンス」と捉え、2034年の創業100周年を見据え、さらなる飛躍を目指しています。
その舞台はすでに日本国内にとどまりません。1989年にタイ、2012年にメキシコへと拠点を広げ、2025年にはインドネシアをはじめアジア各国にも進出予定です。自動車市場のグローバルな変化に合わせ、今も世界中のお客様へ製品を供給し続けています。
私たちが次の100年に向けて挑んでいるのは、既存の枠組みを超えた新しい価値創造です。
その一つが、生産性の向上と技術革新。EVシフトや脱炭素といった新たな市場ニーズにも柔軟に対応するべく、既存設備の自動化や最適化を進め、グローバル展開のさらなる加速にも注力しています。
2017年には水戸工場内に「技術開発センター」を設立。金型・設備の設計者たちが集結し、自動化推進、金型の内製化、新工法の開発など、次代の製品開発に向けた研究活動を本格化させています。
冷間鍛造という核となる技術をさらに深めつつ、それを支える人材と体制の進化こそが、これからの大川精螺を形づくっていきます。
もう一つの挑戦が、他業種への販路拡大です。
精度・強度に優れ、加工スピードにも優位性を持つ冷間鍛造技術。
そこに、切削加工やブレージング加工といった多様な加工技術を掛け合わせることで、
当社のものづくりは、自動車業界以外の分野でも活用が広がっています。
「暮らしの安全を守りたい」
「もっと快適で便利な社会を実現したい」
——そんな想いに応えるために、大川精螺の技術ができることは、まだまだあります。
高付加価値なものづくりで、お客様のビジネスに貢献する。
そのために私たちは、これまで以上のスピードと柔軟性をもって、未来に向けて進化を続けていきます。